
「できれば10歳くらい年下の女性と結婚したい」
結婚相談所で男性のお話を伺っていると、このようなご希望を聞くことがあります。
年齢を重ねても若々しく、安定した収入があり、気持ちも前向きな男性であれば、
「自分なら、かなり年下の女性とも結婚できるのでは?」
と考えることもあるでしょう。
もちろん、10歳以上年齢の離れたご夫婦も実際にいらっしゃいます。
ただし、婚活では「結婚できる可能性があるか」だけではなく、実際の成婚データを知ったうえで、どこまでお相手の条件を広げるかを考えることが大切です。
今回は、IBJ結婚みらい研究所が公表した成婚データをもとに、年の差婚の現実について考えてみたいと思います。
10歳以上年下の女性との成婚は、わずか4.6%
まずは、成婚したカップルの年齢差を見てみましょう。

※出典:IBJ結婚みらい研究所「2026年IBJ成婚白書」をもとに掲載
成婚カップルで最も多かったのは、
- 男性が1~2歳年上:22.9%
- 男性が3~4歳年上:21.4%
- 同年齢:11.1%
という結果でした。
同年齢から男性が4歳年上までの成婚を合わせると、全体の半数以上を占めています。
一方、男性が10歳以上年上の成婚は、全体のわずか4.6%です。
つまり、10歳以上年下の女性との結婚は不可能ではありませんが、実際にはかなり少ないケースだということです。
なお、この4.6%は「希望した男性のうち4.6%が成婚できた」という成功率ではありません。
成婚した9,394組の中で、男性が10歳以上年上だったカップルの構成比です。
そのため、10歳以上年下の女性だけに対象を絞った場合、そもそもお見合いが成立しにくくなり、婚活が長期化する可能性も考えておく必要があります。
高年収なら年下女性と結婚できる?
「でも、男性は年収が高ければ、若い女性と結婚できるのでは?」
と思う方もいるかもしれません。
たしかに、年収は結婚生活を考えるうえで大切な要素の一つです。しかし、年収が高いだけで大きな年齢差を簡単に超えられるわけではありません。

※出典:IBJ結婚みらい研究所「2026年IBJ成婚白書」をもとに掲載
IBJのデータでは、男性の年収が上がるにつれて、お相手女性との平均年齢差も少しずつ広がる傾向が見られます。
しかし、
- 年収300万円台では約1歳差
- 年収1,000万円台でも約4歳差
- 年収1,500万円を超えると約7歳差
- 年収2,000万円を超えると約8歳差
という結果です。
年収1,000万円の男性であっても、成婚相手との年齢差は平均で4歳程度にとどまっています。
年収が高いことは一つの魅力になりますが、それだけで10歳以上の年齢差を埋められるわけではないことが分かります。
女性が結婚相手に求めているのは「年収」だけではありません
結婚は、条件だけで決まるものではありません。
女性はお相手の年収だけではなく、
- 一緒にいて安心できるか
- 会話や価値観が合うか
- 年齢差を感じさせない清潔感があるか
- 自分の考えを尊重してくれるか
- 家事や育児を一緒に担ってくれそうか
- 対等な夫婦関係を築けそうか
- 健康面や将来の生活に不安がないか
といったことも見ています。
特に年齢差が大きくなるほど、女性側は将来について慎重に考える傾向があります。
「子育て中に相手が定年を迎えたら家計はどうなるのか」
「自分がまだ働いている時期に、相手の介護が始まる可能性はないか」
「年齢差があっても、対等に話し合える関係を築けるか」
このような不安に対し、男性側がどれだけ誠実に向き合えるかも大切です。
年下女性を希望することが悪いわけではありません
ここでお伝えしたいのは、「年下女性を希望してはいけない」ということではありません。
希望を持つことは自由ですし、実際に年齢差を超えて成婚される方もいらっしゃいます。
ただし、希望する条件が厳しくなるほど、出会える人数は少なくなります。
大切なのは、
「年齢差を最優先にしたいのか」
「相性がよく、穏やかな結婚生活を築けることを優先したいのか」
をご自身の中で整理することです。
「絶対に10歳以上年下」と決めてしまうのではなく、まずは同年代や少し年上の女性にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
同年代や年上女性に広げると、成婚の可能性も広がる

※出典:IBJ結婚みらい研究所「2026年IBJ成婚白書」をもとに掲載
女性が5~9歳年上の成婚では、男性の平均年収は約535万円でした。
同年代や年上の女性までお相手の範囲を広げることで、出会いの可能性は大きく広がります。
年齢だけではなく、お人柄や相性、結婚観に目を向けてみると、
「今まで対象として考えていなかったけれど、話してみたらとても居心地がよかった」
という出会いが生まれることもあります。
実際の結婚生活で大切なのは、プロフィール上の年齢差よりも、
「お互いを思いやり、困ったときに協力できるか」
ということではないでしょうか。
婚活では「自分が選ぶ」だけではなく「相手からも選ばれる」
婚活では、つい「自分の希望に合う人を探す」という視点が強くなりがちです。
しかし、お相手にも希望や結婚観があります。
自分がお相手を選んでいるのと同じように、自分もお相手から選ばれる立場です。
10歳以上年下の女性を希望するのであれば、
「自分はその女性に、どのような幸せを与えられるだろう」
という視点も持ってみてください。
年収や肩書だけではなく、清潔感、包容力、コミュニケーション力、健康管理、家事への姿勢など、結婚生活を一緒に築く力が問われます。
希望条件を変えないまま申込みを続けることだけが婚活ではありません。
活動データを振り返りながら、必要に応じてお相手の年齢条件を見直すことも、成婚へ向かうための大切な行動です。
まとめ|年齢差よりも「二人で幸せになれる相手」を
10歳以上年下の女性との成婚は、全成婚カップルの4.6%でした。
不可能ではありませんが、かなり限られたケースであることは理解しておきたいところです。
婚活は、自分の理想どおりの条件を持つ人を探し続けることではありません。
これから何十年も一緒に生活し、お互いを支え合える人と出会うための活動です。
「若い女性と結婚できるか」だけではなく、
「この人となら、どのような家庭を築けるだろう」
という視点でお相手を見てみてください。
年齢の条件を少し広げることで、今まで見えていなかった素敵なご縁に気づけるかもしれません。
仙台の結婚相談所ルミエールアンブレでは、成婚データだけで判断するのではなく、お一人おひとりの年齢やご希望、これまでの活動状況を確認しながら、現実的で前向きな婚活をご提案しています。
「申込みをしてもなかなかお見合いが成立しない」
「希望する年齢をどこまで広げたらよいか分からない」
という方も、お気軽にご相談ください。
参考資料:IBJ結婚みらい研究所「お金があれば若い子と結婚できる」は本当か?
※記事で紹介されている調査対象は、IBJ内で成婚した9,394組です。調査対象期間は2025年1月1日~12月31日です。









