こんにちは。
仙台の結婚相談所 ルミエールアンブレ、
「仙台婚活の母」こと藤本です。
最近、独身の方とお話ししていると、こんな声をよく聞きます。
なぜ結婚しなければならないのか分からない
結婚のメリットが正直よく分からない
自由がなくなりそう
子どもを望まない自分は、結婚していいのか迷っている
そして先日開催された
「恋カフェであいましょう in Miyagi」でも、
男性参加者の方からこんな質問をいただきました。
「子どもを望まない自分は、何のために結婚したらいいのか分からないんです」
とても正直で、今の時代を象徴する問いだと感じました。
目次
結婚は「違いのある二人」が生活すること
結婚とは、
育った環境も、価値観も、好みも違う二人が
同じ生活を共にすることです。
当然、良いことばかりではありません。
意見が合わないことも、思い通りにいかないこともあります。
でも、その一つひとつを乗り越えていくことで、
ひとりでは決して体験できなかった経験が生まれ、
人生の“別のステージ”を見ることができるようになります。
私は、結婚は
自己成長の場でもあると考えています。
「子どもを望まない」ことと、結婚の価値は別の話
社会全体で見れば、
すべての人が子どもを望まなくなれば
社会は成り立ちません。
けれど、
「子どもを望まない理由」は本当に人それぞれです。
人生設計
体調や年齢
過去の経験
価値観や生き方
どれも、間違いではありません。
大切なのは、
その考えを否定されず、共感し合える相手と出会えるかどうか。
同じ方向を向いて、
人生を一緒に歩める相手と過ごせたら、
それはとても幸せな結婚の形だと思うのです。
結婚がもたらす「ひとりでは得られないもの」
結婚には、こんな側面があります。
喜びを分かち合える
つらいとき、弱さを見せられる
自分の居場所があるという安心感
誰かのために頑張れる力が湧く
私は、東日本大震災を経験して、
家族がいることの心の安心感を強く実感しました。
不安な状況の中で、
「ひとりではない」と思えることが、
どれほど心の支えになるのか。
あの経験は、
結婚や家族の意味をあらためて考えるきっかけにもなりました。
「結婚したいか分からない」は、自然な状態です
婚活相談の現場では、
「結婚したい理由をはっきり言えません」
という方がとても多くいらっしゃいます。
でも、最初から答えが出ていなくて大丈夫です。
結婚は
覚悟が固まってからするものではなく、
考えながら、自分の在り方を整えていくもの。
ひとりの人生も、誰かと生きる人生も
ひとりで自由に生きる人生も素敵です。
同時に、
誰かと一緒に生きる人生にも、
ひとりでは見られない景色があります。
どちらが正解・不正解ではありません。
ぜひ一度、
「誰かと一緒に生きる人生」もイメージしてみてください。
まとめ
もし今、
「結婚したいのか分からない」
「子どもを望まない自分が婚活していいのか迷っている」
そんな気持ちを抱えているなら、無理に答えを出さなくて大丈夫です。
結婚は、
白か黒かを今すぐ決めるものではありません。
考えながら、自分の価値観を整理し、
少しずつ輪郭をはっきりさせていくものだと思っています。
・誰かと生きる人生を、少し想像してみたい
・自分に合う結婚の形があるのか知りたい
・子どもを望まない価値観を、否定されずに話したい
そんな段階の方も、安心してお話しいただけます。
ひとりで考えていると、
どうしても思考は同じところをぐるぐる回りがちです。
誰かに話すことで、
「自分は本当はこう考えていたんだ」
と気づくことも少なくありません。
ひとりの人生も、誰かと生きる人生も、
どちらも尊い。
その上で、
「誰かと一緒の人生も、少し見てみたい」
そう感じたなら、
その気持ちを大切にしてあげてくださいね。
